北鎌倉で散りゆく桜を惜しむ

明月院
明月院

明月院に枝垂れ桜を見に行きました。雨がぱらつくあいにくの天気でしたが、きれいに咲いていました。

明月院
明月院

紫陽花の新芽が瑞々しい階段の途中にはユキヤナギが咲いています。山門の両側から枝垂れ桜が色を添えます。

明月院
明月院

本堂前の木瓜の木もいま満開です。

明月院
明月院

本堂右奥の紫木蓮の大木がたくさんの花を咲かせています。

明月院
明月院

レンギョウ。今明月院は春の花が一度に咲いてしまったかのようです。

浄智寺
浄智寺

浄智寺の枝垂れ桜も、いっとき空間を支配しています。

浄智寺
浄智寺

手前の枝垂れ桜から裏山のヤマザクラやソメイヨシノなど折り重なっています。

鶴岡八幡宮の前を通過する時、南風が段葛を通り過ぎて桜の花びらが花吹雪となって八幡宮の方へ流れてゆきました。

 

お花見

段葛
段葛

今日4月8日ははなまつりとイースター(毎年日が違います)と鎌倉まつりが一緒になって、鎌倉の若宮大路はとんでもない混雑でした。桜もちょうど見ごろになり、友人たちとお花見をしました。

段葛
段葛

鶴岡八幡宮前の歩行者信号では信号3回待ちでした。まるで初詣のようでした。ぽかぽかと暖かく満開の桜の下でいい気持ちでした。

 

源平池
源平池

こちらも満開です。咲き始めたら早いです。

二階堂
二階堂

この路地は桜がきれいです。だいぶ老木になってきました。

東慶寺
東慶寺

混雑した旧鎌倉市内を抜けて北鎌倉に移動します。東慶寺で枝垂れ桜を楽しみます。

 

桜が咲いたよ

光則寺
光則寺

嵐の後の晴天の日、段かづらでは桜が咲き始めていました。光則寺に行ってみると、ほらこんなに桜が咲いています。

光則寺
光則寺

庭のそこかしこにスミレの花が咲いていました。

光則寺
光則寺

木々の若葉も、春になってうれしい、と踊っているようです。

山門前の枝垂れ桜はまだ咲き始めでした。

海蔵寺
海蔵寺

海蔵寺にまわってみたら、ユキヤナギが揺れていました。

海蔵寺
海蔵寺

山門脇のお花畑ではムラサキハナナがたくさん咲いています。気の早いシャガも咲き始めていました。

海蔵寺
海蔵寺

オレンジ色のミツマタも華やかでいいですね。

 

白木蓮

浄光明寺 
浄光明寺

昨日の春の嵐で大丈夫だろうか、と心配していましたが、ちゃんと咲いていました。でも咲いたばかりというのに一部傷んでいたりして、ちょっと痛々しいのですが、そんな事は気にしません。今年は一番いいタイミングでこの木の下に立つ事ができました。白い色の中に象牙色が混ざり、堅いように見えて柔らかい、この、木が咲かせる花の魅力に、毎年魅了されてしまうのです。

浄光明寺
浄光明寺

ハクモクレンは空に向かう後ろ姿がさまになる花ですね。

浄光明寺あたりで
浄光明寺あたりで

秘密の場所です。昨年は刈りこんで花がいま一つでした。その分今年は勢いがあります。植物は刈りこまないといけないものとそうでないものがあるのですね。

宝戒寺
宝戒寺

宝戒寺のハクモクレンも咲いていました。やはり昨日の春の嵐で傷んでいます。低いところはちょっと少なめなので、アップが撮れません。でも、今年も元気に咲いている、それだけでうれしい。

宝戒寺
宝戒寺

 

宝戒寺
宝戒寺

宝戒寺ではいろいろなボケの花が咲いていました。紅をさした白い花。

宝戒寺
宝戒寺

紅色のボケの花。

宝戒寺
宝戒寺

白いボケの花。それぞれきれいですね。

今日は春らしい日で、嵐の後で空もすっきり青くて、光がとてもきれいでした。たくさん歩きました(最近長距離を歩く時や、山道を歩く時には、みっともないのは覚悟の上で足に負担が少ない軽登山靴とメリノウールのトレッキング用ソックスで歩いています、なんとかならないのかなあ、大人のデザインにしてほしいなあ)。シャツにジャケットが調度良い感じでした。

青空の季節になると広角レンズの出番が多くなります。最近主役にしているカメラはレンズ交換式なので、広角専用デジカメ(24mm相当)を持って行くことが少なくなっています。交換レンズのラインナップの関係で広角は29mm相当をつけています。私の好みは24mmなのでちょっと狭く感じます。

レンズ交換式デジカメの最短撮影距離は20cmくらいで、コンパクトデジタルカメラの数センチメートルにはかないません。広角専用にしていたデジカメのように、「広角マクロ」の使い方がいまひとつできないのです。絵を描く事に例えれば、デジタルカメラやそのレンズは、絵筆や絵の具のようなものです。私にとって広角マクロは結構好きな表現の道具です。技術的な事が理解できるだけに、コンパクトデジタルカメラの有利さ(撮像素子が小さく被写界深度が深いことに加えて近距離用のレンズが設計しやすいのでコンパクトデジカメは広角マクロのためにあるようなもの)は理解しています。でも、レンズ交換式の画質の良さは、フィルムの表現力を知っている者にっては、希望の星です。ここら辺の隙間を埋めてくれないかなあ。

フィルムの時代のZeissのDistagon35mm F1.4とかDistagon21mm F2.8とかが懐かしくなります。このレンズを使った時にびっくりしたのは、近距離の使用に特化しているので一般的な使い方をするととても使いにくい、という事です。もちろんカタログや一般的な情報ではそんな事は出てきません。まるで万能レンズのように宣伝しているのです。でもその性格を理解すると、広角マクロという目的のために設計されているのだという事が分かるのです。そうすると使いにくさは、広角マクロとして使いやすいようにしてあることの裏返しである事が分かります。こうした事を理解してから使うと、とても気持ちのよいでき上がりになって、これ以上の道具は無い、と感激するのです(Distagon21mmF2.8は建築家の皆さんにとっては建築写真の定番、という評価もあるようです)。

六本木に陶器をみにゆく

横浜
横浜

コブシの花が咲き始めました。ハクモクレンも膨らんできてもう咲く寸前です。

東京ミッドタウン
東京ミッドタウン

サントリー美術館に陶器を見に行きました。中国の陶器はものすごい存在感です。青銅器の存在感を陶器が受け継ぐのですから当たり前ですが、それにしても焼き物の技術がすごい。その上に東西交易の影響が入るのですから、面白い。地中海文化の影響がそのまま見えるものもありましたが、今の中国から感じるパワーをそのまま感じ取ることができるものもある。唐三彩もこれだけいい物を見るとちょっと考えが変わりました。関西の芸術愛好パワー恐るべし。渡来人、朝鮮半島の文化、そして日本の文化へのかかわり、偶然や意志を持ってやってきたヨーロッパの人たちとの関係。我が愛すべき日本の文化の事を思う時(私はとくに室町の頃の日本文化に興味があります)そうした偶然と必然が渦巻く美術史に、思わず興奮してしまうのです。

お昼にまたおいしいピザの店に行きました。その途中で、都心の子供たち。プラタナスの木にはクリスマスの飾りのような丸いものがぶらさがっています。なんと言っても鈴かけの木ですから。