鎌倉は秋色に染まって

鶴岡八幡宮
鶴岡八幡宮

寒さが増した日曜日、八幡さまの紅葉もきれいになりました。

鶴岡八幡宮
鶴岡八幡宮

朱色と橙が合わさってより華やかに見えます。東北の鮮やかな紅葉を思い出します。

鶴岡八幡宮
鶴岡八幡宮

葉っぱに葉っぱの影が映っています。

鶴岡八幡宮
鶴岡八幡宮

大銀杏の後継者たち。少し黄葉しています。

大巧寺
大巧寺

赤い実のたれている姿が面白いですね。

大巧寺
大巧寺

秋色がうれしい季節です。

妙本寺
妙本寺

妙本寺も少し紅葉していました。

出掛けた時には7℃、冬の装備で出かけました。ダウンコートにマフラーと手袋。たくさん歩いているうちに急に体温があがって、マフラーをとり、コートの前をあけて、それでも暑く感じるようになりました。でも温度計を見ると8℃でした。

神奈川県立近代美術館鎌倉について調べたら2016年に土地使用の期限が切れるので建築家の人たちが陳情書を出している事が分かりました。コルビジュの流れをくむ近代建築として(また世界でも3番目の近代美術館と書いてありました)価値があるとのことです。私にとっては身近な美術館であり学生の頃の思い出の場所でもあります。鎌倉が文化都市である証の一つでもあると思っています。政令指定都市の仕組みのおかげで神奈川県が貧乏なのはわかりますが、鎌倉別館だけだと文化都市にはちょっと弱いと思います。駅周辺で近代美術館のクリアファイルを配っている人が複数いましたがこの関係だったのかもしれません。

 

シャガールとマティス

神奈川県立近代美術館、鎌倉
神奈川県立近代美術館、鎌倉

今源平池は「工事中」。平家池はこのように水を抜いて何かやっています。

お天気も悪くて、とても寒いので、南フランスの光を感じに行こうと思い立ち子供の頃から変わらないノスタルジックな美術館にゆきました。中学生の時に学校帰りにここでムンクをみました。その時と変わっていない建物です(シャガールはここでだったかどうか確認がとれません)。

数年前に葉山館でマティスをやった時には何回も見に行きました。葉山は海の近くで雰囲気がぴったりでした。今回の展示は出版されたものなのでとても趣味的なものです。そんなちょっと内省的な雰囲気に合った古い建物とちょっと暗めの照明(作品保護のためには大事な事です、オルセーの一部は足元もわからないほど照明を落としている部屋があります)でいい感じでした。シャガールは不思議な作家で、今回「子供の時に読んだ小説を読み返したら全く違う面が見えてきた」という体験をしました。数年前パリでたくさん見たのに、オペラ座の天井も見上げたのに、ふしぎだな。ちなみに南フランスも冬はどんよりと暗く寒いそうです。

晩秋の予感

瑞泉寺
瑞泉寺

三連休の最終日の日曜日、寝坊をしてしまいました。旧鎌倉市内は混雑する時間、近場の瑞泉寺に行ってみました。瑞泉寺へのアプローチは休日には交通規制があるのでそれに引っかからないルートでゆきます。これが学生の頃の散歩コースで、あまり変わっていないので不思議な感じがします。瑞泉寺は生まれ育った場所から山ひとつなので、空気もにおいも風も音もなじんだ物なのでとても落ち着きます。

瑞泉寺
瑞泉寺

黄葉するカエデが見ごろでした。北鎌倉は同じ鎌倉でも紅葉は早めです。旧鎌倉市内は12月も半ばが紅葉の見ごろです。紅葉を楽しむならば11月後半はは北鎌倉へ、12月も少ししたら鎌倉へ、と思っていれば間違いないと思います。

瑞泉寺
瑞泉寺

朝露が降りて午前中の光に輝いていました。これから霜の季節になってゆく予感が。

瑞泉寺
瑞泉寺

早めに紅葉する木はもう終わりかけています。下の庭園で。

今日は上の庭園の鐘楼のあたりのポイントから富士山の雪をかぶった頭がよく見えました。でもちょっとしか見えないので誰も気がついていません。

今日は最近の主役である家電メーカーのマイクロフォーサーズのデジタルカメラで出かけました。軽くて、自分でカラーバランスや露出補正などを調整さえすれば、自分好みの絵になって、軽くて小さくて、失敗ショットが少なくて、技術の進歩に脱帽です。デジタルカメラは感性が大きくかかわるものなので、製品化する時のいろいろ(会議とか稟議書とか)がうまく機能していないととんでもない製品が出来上がる危険性がある分野だと思います。今使っているカメラはこちらの思うように変更できる余地を残しておいてくれているという点で(押し付けは嫌です)気に入っています。

瑞泉寺に紅葉の名残を見に行く

瑞泉寺
瑞泉寺

冬至を明日に控えて冬本番になってきた朝、瑞泉寺の階段を登ると盛りを過ぎかけた紅葉がきれいです。

瑞泉寺
瑞泉寺

階段の途中、アオキの実が鮮やかでした。

瑞泉寺
瑞泉寺

上の庭園ではいま水仙がたくさん咲いています。

瑞泉寺
瑞泉寺

庭をめぐっていると白だけの水仙もありました。

瑞泉寺
瑞泉寺

山門には一茶の句「ともかくも あなたまかせの 年の暮れ」が掲げてありました。本来の意味では「あなた」は阿弥陀如来の事だそうですが、間違った意味のほうが面白くていいですね。家であれこれ指示されながら大掃除をしているお父さんが眼に浮かびます。あなたはどんな事を想像しますか?

瑞泉寺
瑞泉寺

下の庭園では朝露を宿した緑としっとりと濡れた落ち葉がきれいでした。

お散歩だけだと寒いので防寒用タイツを履いていったら足元が暖かくて快適でした。もちろん手袋とマフラーは必需品です。

ひなたを選んで歩く

光則寺
光則寺

朝のまだ寒い時に光則寺に行きました。水盤には氷が張っていました。もみじの紅葉の仕方にはいろいろあるものですね。

光則寺
光則寺

仙人草(今年の8月28日に写真があります)が綿毛になっていました。朝陽に光ってきれいでした。

光則寺
光則寺

 

セキレイが朝ご飯を探していました。

東向きの谷戸の光則寺は冬に南に傾いた朝日は遅くのぼり、朝はまだ寒さが身にしみます。陽が昇ると太陽の暖かさがありがたくしばらく立ちつくしてしまいます。