夏の定番

鎌倉小町の線路際
鎌倉小町の線路際

いきなり涼しい夏になると言われて混乱するこのごろ、天気予報は雨だったので、まあ臨機応変にお散歩。気になっていた線路際(せんろぎわ)に行ってみました。夏の花、カンナがきれいです。朝の通勤電車で、どちら側の車窓を見ながら行くかで気分が変わることを思い出します。文庫本から視線を外に向けて、四季の変化を確認します。

小町通りはどんどん変化していて、なじみの店も少なくなってきました。でもなじみの店の痕跡は残っていたりして、それを見るとちょっとキュンとします。鎌倉の花火大会(今年は7月23日)は私たちには大事な行事でしたが、8月10日固定でなくなってからは、ちょっと遠い存在になりました。いや、それを理由に、しんどいからと、行かなくなってしまったのかもしれません。

また市場に行って鎌倉野菜を買ってしまいました。学生の時に気まぐれで野菜を作っていた時のおいしい感激が心の奥底の残っていて、さわるとチクチク痛いみずみずしいキュウリや水がしたたるおいしさがはじけるトマトに目がありません。コンクリートの簡素な建物と中の暗さは小学校のころと変わらないのですが、今は懐かしさよりおいしいものが食べたくて行ってしまいます。