梔子(くちなし)
芒(すすき)と紅葉と六本木ヒルズと。借景としてはちょっと違和感があります。でも都心らしくていいです。
点在する茶室と紅葉。
今日は北宋の書画を見てきたのですが、中国語を話す人たちが熱心に見ていました。神戸の白鶴美術館も好きでチャンスがあれば訪れるのですが、昔の日本の人たちが共感し自分たちの文化にしてきた源流を見ることは楽しいことです。
久しぶりにBlue Noteで音楽を楽しみました。Banksia Trio。疾走することに喜びを覚えるエネルギッシュなトリオ。すごい実力者揃いです。こういうの好きです。でも普段聴くならもっと優しいのがいいなあ。それでBill Evansばかりになってしまうのですね。
音楽を聴くならライブですね。でもいつもライブで聴くことができるわけではないのでオーディオという世界が必要です。オーディオの世界も今変革が起きていてDolby Atmosとか空間オーディオとか、メディアを通しての音楽の表現方法が試されています。自宅ではApple Home Pod2台をApple TV 4Kとペアリングして空間 オーディオに対応しています。確かに臨場感らしいものは感じます。従来の2chステレオのオーソドックスなアンプとスピーカーの組み合わせだと(聞き慣れているので)ホッとします。ただその場にいる感じは空間オーディオが勝ります。だから音楽によって切り替えて楽しんでいます。
Jazzに関して言えばライブとメディアの違いは、もちろんライブでは気分が乗ればグルーブするのでレコーディングとは違う楽しさがあるのですが、聴いた感じの印象ではシンバルの音が違うと思います。学生の時にドラムセットを使わせてもらう機会があって Zildjianのシンバルを叩いたことがあるのですがその音はどんなレコードやCDやデジタルオーディオでも再現できないものだと思いました。ちなみに今日のドラムセットのシンバルはISTANBULでした。