連休は台風で大荒れ

横浜某所で
横浜某所で

台風の接近で大雨の後、少し明るくなったので「ウチの庭」の裏山に行ってみました。エノコログサ(たぶん)に雨の露がついてきれいでした。

横浜某所で
横浜某所で

桜の葉っぱが赤くなり始めています。桜は春を告げて花で楽しませてくれて、秋口にまた紅葉の先駆けで楽しませてくれます。

横浜某所で
横浜某所で

アカツメクサがいまも咲いていて、露を宿しています。

マクロレンズを新たに手に入れました。ふりかえれば貧乏学生の頃はクローズアップレンズで誤魔化していました。社会人になってからMicroNikkor 105mmとか京セラZeissのMakroplanar 60mm F2.8CとかMakroplanar 100mm F2.8とかCanon EF 100mm Macro とか、いろいろ使ってきました。でもデジタルカメラに移行してからは、それ用のレンズには手を出しませんでした。秋になると小さなかわいらしい草花が魅力的で、マクロレンズを使いたくなります。今は軽くてコンパクトなカメラなのでそれに合わせて新しいマクロレンズを手に入れました。今日は手ぶれ補正が効かない組み合わせで出かけましたが、何とかぶれずに済みました。

マイクロフォーサーズのような撮像素子が小さなカメラのアドバンテージは広角とマクロに出ると思っています。同じ明るさのレンズでも被写界深度が深くなる小さな撮像素子のデジタルカメラは、広角の場合にはよりたくさんの物にピントが合い、マクロの場合にはよりピントが合う範囲が広くとれるのにシャッタースピードが速くなって手ぶれしにくくなります。

瑞泉寺はしっとりして

瑞泉寺

秋雨のなか、瑞泉寺に行ってみました。タマアジサイがたくさん咲き始めていました。

瑞泉寺
瑞泉寺

山門にはこうして短歌がかかっています。「土くれに生えて露おく小草かな」このお寺にぴったりですね。

瑞泉寺
瑞泉寺

ミズヒキもたびたび登場しますが、こうやって雨のしずくを抱え込む姿もいいですね。

夜、窓辺に行けば虫の音が大きくなっていることに気がつきます。オリオンのペテルギウスが大きく見えているというニュースにびっくりしたりします。だんだん秋になってきていますね。

秋雨の北鎌倉

浄智寺
浄智寺

雨のなか、北鎌倉に散歩に行きました。浄智寺の二階に鐘楼がある三門のわきには萩が咲き始めています。離れて風に揺れる姿を見てもよし、寄って薄紅色から紫へのグラデーションを見てもよし、この季節の楽しみですね。

浄智寺
浄智寺

白いミズヒキかな、と思ったのですが、良く見ると花の形が違います。花はミズヒキぐらいの小さな花です。でも花序がハギっぽい。こんな小さな萩もあるのかもしれません。

東慶寺
東慶寺

コスモス、好きな花のひとつです。風に揺れる姿がいいですね。今日も蒸し暑い中、たくさん歩きましたが、風が吹くとホッとします。

花の写真を撮った事がある方はご存知のように、風はおさまっている方が写真は撮りやすいのです。風にはリズムがあって、ちょうど砂浜で寄せてはかえす波と戯れた時のような感じです。ざざーんと寄せてくると思えば、少ししか来ない時もあって、そのリズムを感じながら、濡れてしまわないようにタイミングを合わせて波打ち際まで果敢に進んでゆきます。風も待っていると、さっとおさまる時があります。

今日は新しい車で移動しました。機械には寿命があるのでいつかは取り換えなくてはいけません。デジタルカメラもそうですが、慣れたものを使い続けることと、新しいものを使ってみることと、そのバランスをとらないと、自分にとって合っている物はどれなのかが分からなくなります。機械は進歩していて、新しい物は改良された部分と先走った部分とがあります。そのバランスがとれている物を選択するのは難しいことですね。今回の車は、幸い選択が正しかったことを感じさせてくれました。良かった。

永遠のスタンダード、というものもあります。フィルムの現像がちゃんとできるならば、そしてフィルムスキャンが面倒でないならば、フィルム用のライカやハッセルブラッドを使いたい人はたくさんいると思います。でも現実には無理、となればそれに代わる何かが必要です。音楽の世界でもCDに満足できない人たちがアナログレコードに戻る一方、いわゆるハイレゾ(ハイレゾリューション)をきっかけに、厳密なエラーチェックというHi-Fiに戻る動きが出て、なぜCDが今一つだったかに気がつく人たちが増えた、というオーディオの世界の遅い遅い進歩を見ると、カメラの世界もまだ発展の余地がありそうですね。

積乱雲に翻弄される日々

光則寺
光則寺

大雨のなか、光則寺に行きました。山門をくぐる頃には雨がやんで陽が射してきました。水溜りの上をトンボがたくさん飛んでいます。ハスの葉の向こうからこちらをのぞいています。

光則寺
光則寺

玄関の横の水盤に、ホテイアオイが花を咲かせていました。

光則寺
光則寺

仙人草はこれからまだたくさん咲きそうでした。

毎日積乱雲が暴れています。今日の昼間も、あまりにも大きな積乱雲をみました。毎日空を見上げているわけではありませんが、いままで見たことがないような幅と高さとその下の不気味な黒い雲です。

 

時々フィルムカメラの時のきれいに撮れた写真を思い出して、すっかりデジタルに移行してしまったにもかかわらず、気に入っていたフィルムカメラ用のレンズをまた使いたくなります。フィルムとデジタルでは仕組みが違う以上、同じ表現は難しい事はよくわかっていますが、見果てぬ夢、と言いましょうか、亡霊、と言いましょうか、そんなものに突き動かされて、35mm判フィルムと同じ大きさの撮像素子を持った、フランジバックの関係でアダプターをつければお気に入りのZeissの古いレンズをつけることができる、大きくて重くてそして高価なデジタルカメラが時々気になります。でも実際に持ち歩くかどうか考えると、ちょっときつい。それに目の調節機能もどんどん落ちているのでピントが厳しい。そんな時は拡大スイッチを押して三脚で撮れば解決する事は知っていますが、今更それはしたくない。

オートフォーカスと手ぶれ補正の助けを借りて、そして軽くて小さい機材のおかげで、風のように通り過ぎながら写真を楽しむことができている現状を考えれば、見果てぬ夢は夢のままにしておくのがいいのかもしれません。

暗くなるのが早まってきて

寶戒寺
寶戒寺

青空の日曜日、寶戒寺に寄ってみました。木洩れ日の参道では萩が茂ってきています。

横浜某所で
横浜某所で

午後は雲が多くなりました。夕方の斜めの光のなかで低い雲は黄昏色になり高い雲は白く輝いています。

光と影がはっきりしてきて、なにげないものがきれいに輝いたりします。どんどん日が短くなって、あっという間に暗くなってしまいます。確実に季節はうつろっているのですね。